あとから雪止め

雪止めについて
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雪止めってなに?

屋根に積もった雪は気温の上昇により融けだします。その融けた雪が屋根から滑り落ちるの防ぐ装置の事をいいます。

雪止めってなんで付けなければいけないの?

民法では「直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない」という規定もあります。
要するに建物から雪(雨水も含め)を隣地に落としてはいけないということです。

雪止めを付けないと・・・

人に危害が加わる恐れがあります

2006年1月に園児3人が屋根から落ちてきた雪の生き埋めになり1人が亡くなられた事故もありました。
水分をたくさん含んだ硬くて重い破壊力のある雪が降雪後一気に雪崩のように落ちてきます。

隣地の物を破壊する恐れがあります

お隣さんの建物・車・ガレージ・植木等に被害を与えてしまった例が多くあります。
近隣のみなさまと仲良く暮らすためには最低限のマナーが必要と考えます。

家についている周辺設備が破損する恐れがあります

屋根の軒先に取り付けてある雨樋は薄いプラスチック・鋼板でできているので簡単に壊れてしまいます。
また車や車庫を壊してしまったという現場も多々見てきておりますので注意です。

雪止めの取り付け方って?

ほとんどの形状の屋根であとから雪止めを取り付ける事ができます。

取り付け方は釘やビスやコーキング(ボンド)でしっかり取り付けます。
工事後は雨漏りがしないように屋根材に合わせた適切な雪止めを取り付けいたします!
ここではカラーベスト屋根の雪止めの取り付け手順を簡単にご説明します。

カラーベスト屋根の雪止めの取り付け手順

STEP.1

カラーベスト屋根の表面のスリットの入っている箇所の上に金物を取り付けます。

STEP.2

カラーベスト材同士の隙間にすべり込ます為、道具で少しだけ材料を持ち上げます。

STEP.3

持ち上げた状態で金具を差し込みます。

STEP.4

金具を奥まで差し込みます。

STEP.5

金具をハンマーで叩いて戻します。

STEP.6

金具の下にシーリングを注入し金具の振れを防止します。

STEP.7

完成!

取り付ける雪止めのタイプについて

カラーベスト後付け雪止めは「後付け専用」を取り付けます。
(右)後付け用(左)先付け用

後付け用の金物は既存のカラーベスト材に引っかかる仕組みになっていますので、強度がしっかり保たれます

雪止めの材質は?

材質は耐候性・耐久性に強いステンレス製・アルミ製・亜鉛めっき製がほとんどです 。

ステンレス

ステンレスは英語でstainless steelと書きます。stainlessとは「さびない」と言う意味です。
ステンレスは身近では冷蔵庫や洗濯機のドラムなどに使われています。

アルミ

正式にはアルミニウムといいます。鉄より重量が軽く比重は1/3程度です。
また比強度が大きいのが特徴です(たわみにくいという事です)。

亜鉛めっき

鋼材(鉄)の表面に亜鉛の合金層を作り、鉄よりも錆びにくく腐りにくくしています。

雪止めの種類って?

雪止めの種類は大きく分けて2つあります。「羽根付き」と「アングル」です。
「アングル」の方が効果的ですが見栄えが良いのは「羽根付き」でしょうか。

雪止めっていくらするの?

雪止めの材質・種類、屋根の形状・勾配、建物の環境によって工事金額は変動します。
ご参考までに当社で施工させていただいた工事をご紹介いたします。
>>施工例と費用の目安はこちら

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